前世ってあると思いますか?
私は物心がついた頃から、普通に前世の話とかを耳にしていたので漠然としてですが
特に違和感はありませんでした。
それもそのはず、私が生まれるときの話をよく叔母から聞いていたからです。
私は3人の兄がいて4番目に生まれた女の子でした。
両親は父の実家から、のれん分けしてもらい始めたお米屋を営んでいました。
私が生まれる前、4歳だった二番目の兄が倉庫の二階から転落し、医師から命は助からない、諦めるようにと伝えられたが、母は諦めきれず、知り合いが信仰していた天大立教の不動明王におすがりし、「自分の命と引き換えに助けてほしい」と祈った。三日後に奇跡が起こった。無駄だという医師に最後のお願いをし、栄養剤を注射をしもらったところ「痛い!」と目覚め、命を吹き返した。(教主によるとその子供の命は終わり、新しい命を授づけた)
それ以来、内気だったその兄は人が変わったように活発で利口な、人の心をくみ取れる優しい子になった。それ以来、両親は仕事のかたわら子供たちを連れてお不動さまを信仰していました。
そんな頃、お不動様のお告げで女の子が生まれる(私のこと)と言われ、母が妊娠していることがわかった。生まれる日を予言し、名前を「みやこ」とつけるようにと両親に伝えられた。両親は女の子が生まれると聞きとても喜んだそうです。「水に気をつけ大事に育てるように」と伝えられ両親は私が小さい頃から水遊びの時は少し慎重でした。
32歳の時に「野生のイルカと遊ぶリトリート」でチャネラーである過去世リーリングの先駆者「ネビル・ロウ」が同行したアメリカのマイアミからバハマへの旅に参加した時のこと。
その頃、私は30歳を過ぎていたが、結婚が決まりそうになると、なぜか悲しい気分になり、「死んでしまいたい」気持ちになった。相手は何も変わっていないはずなのに…。
そんな経験が2~3度あり、もうこの人生では自分は結婚をしないのかとさえ思えた頃でした。
ネビルに日本での過去世を尋ねたら、まさにその時代の話を語り、更にその命を落とした理由を初めて知ることになった。
子供の頃から両親から断片的に聞いていた、お不動さまから伝えられた自分の過去世のことや名前の由来から、自分の日本での過去世を尋ねてみると、初めて会ったアメリカ人のネビルの口から語られたことは、それを裏付け、更に自分が知らなかったことまで語られ、今までのことが腑に落ちた。
日本での過去世は、都で何不自由なく育った姫が何らかの事情で都を離れ、九州の地に移り住み、地方の権力者と一緒にならざるを得ない運命を背負い、都に残した、愛する人を忘れることが出来ずに自ら池に身を投げ命を絶ったといった内容だった。
そのことで、ようやく今まで、なぜか結婚話が決まりそうになると「死にたい気持ち」にふとなるのかが自分の中で納得が出来た気がする。その時以来、そのような気持ちになることは一度も無くなった。
これが事実かどうか証明するすべはなくても、自分の中で腑に落ちる体験は過去世リーディングの面白さです。
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